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専徳寺について

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専徳寺は浄土真宗の御開祖、親鸞上人、並びに唯念(木村四郎兵衛)の師匠である蓮如上人の理念を受け継いだお寺です。

宗教に興味のない方が増える一方、現在社会の中でもクリスマスやハロウィン、祭りなど、本来は宗教の行事であるにも関わらず、楽しく華やかな一面だけを取り上げたイベントが大好きな日本人。
それらの方々を否定するつもりはありません。
ただ、本来どういったことを理由や信念にこれらの行事があると思いますか?と、問いたいのです。
私達僧侶は仏法を広めることが仕事です。
お寺に楽しさや華かさを感じる方は少ないのかもしれません。
皆さんに少しでも興味を持っていただけるよう、新しいことを取り入れるなどの努力をしつつ、お寺や仏法ならではの本来の良さも活かしていきたいと考えております。

専徳寺の歴史

  • 1494年(明応三年)木村四郎兵衛、蓮如上人御弟子となる。法名「唯念」
  • 1514年(永正十一年)唯念道場造営。
  • 1635年(寛永十二年)良如上人より木仏寺号免許、専徳寺の始まり。

天水桝について

江戸時代の名工・奈良利の「天水桝」

江戸時代末期「石の左甚五郎(ひだりじんごろう)」と賞賛された地元の名工・奈良利こと奈良(屋)利兵衛の手になる一対の天水桝が本堂の両端に残ります。
本堂からの雨水を受ける大きな石造りの桝で、その4つの角を力士が支える造りになっています。
計八体の力士像は、それぞれポーズも表情も異なりますが、重い石桝を支える筋肉の張りや懸命な表情など、生き生きと生命力に満ちた表現が江戸時代の空気を今に伝えるかのような見事な造形です。
「樽井町誌」によると、当時から奈良利の名は大阪や京都にも広く知られており、「いたら見てこい、専徳寺の天水」と評判を呼んだとのことです。

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住職の紹介

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